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「満ちる」 その時(釘宮孝枝) 2012.11.11

その時 釘宮孝枝

忘れそうなので・・・書いておく
10月4日の深夜、救急車で運ばれた父は、ERのベッドの上で宣告された
「0時55分です」・・・

わたしは手を額においてすぐ祈った
この場に居ること、それ自体が主の憐れみと感じた

『イエス様、父の魂をあなたの御手にゆだねます』

父の魂が天国に行くことはまったく疑う余地もない
感謝と突然のことへの戸惑いが一気に涙になった

目をあけて、父の顔を見た
笑ってる・・・
口をおおきくあけて、笑ってる・・・
嬉しくて楽しくてたまらない、そんな顔をして、笑ってる・・・

「父ちゃん、なんでそんなに上機嫌なの?」
「イエス様と母ちゃんが手を引いてくれて、それでそんなに嬉しいの?」
「えらく上機嫌やねえ!」

納棺師の方が、顔に化粧をし、整えて下さったので
大きく開いた口は閉じられた
しかし、それでも、笑ってる・・・
パソコンで画像処理したかのように、目が、笑ってる・・・

わたしたちはいつも笑っていると、いつの間にか黙っていても
笑顔のときの筋肉がそのままで、力が抜けると顔は笑顔になるのか?
そんなことを思わされるほどの笑顔だった

前夜式、告別式は、葬祭場始まって以来の明るい式だったと係りの人が言う
他教会の牧師先生が吹いてくださった角笛に送り出されて
いざ、肉の凱旋!
造り出されたものに帰る!―――

――――――
今からの、新しい前進のために、このことを覚えておこう

私たちは生まれる前も、今も、これから先 天に帰ったときも
いつも変わらない主のものだと・・・
私はクリスチャン、キリストのもの!
イエス様と父にありがとう!
             2012.11.6記

キリストの福音大分教会は、今後、釘宮義人牧師の長女である釘宮孝枝が代表者となり、釘宮牧師の遺志を継ぎつつ新たな前進をめざしていきます。どうぞ祈り支えてください。なお、釘宮孝枝は11月4日、イエス・キリスト福音の群牧会長の永井明牧師より、当教会の牧会執事として按手礼を受けました。

by hioka-wahaha | 2012-11-14 07:42
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