No.809 《聖書のことば》決断/聖句暗記のおすすめ(15) 2017.7.16

《聖書のことば》聖書暗記コースB~9
決断

キリストを受け入れる「しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである」
(ヨハネ一・12)
 
 ビリー・グラハムの伝道雑誌の名は、「決断の時」という。私は長い間、この決断という言葉がきらいだった。人間のがわからの決断という力で、キリストを信じることが出来るとは、どうしても思えなかったからである。
 しかし、やはり人生は選択の連続であって殊に聖書の重要語句や霊的啓示の前で、それに従うか否か、受け入れるか否かは、私どもの選択、つまり決断によるのである。
 「神に属(つ)くか、悪につくか、今こそ、きめなさい」――これこそ預言者の声であった。
(1980.8.24週報「キリストの福音」より)


聖句暗記のおすすめ(15)

内村鑑三先生の聖句暗唱
 私は青年時代は内村鑑三の大崇拝者で、内村鑑三全集をあかずにくりかえし読んだ。そして先生に習ったのは聖書研究(学習ではなくギリシャ語がどうの、パウロの年代がどうの、という研究である)と、社会批評であった。そして先生が寺子屋式集会の時代に励行したという聖句暗唱などは、夢にも真似しようと思わなかった。当時、先生の集会で二、三十名であったろうか全員が、講義の前に先週覚えた聖句を暗唱させられ(それをギリシャ語でやった御婦人もあるという)二回か三回それが出来ぬと退会させられたという伝説もある。これを若い時、真似しなかったのは何といっても私の不覚であった。先生の文章に、聖句暗唱をすすめる記事は一行もなかったと思う。実際には実行していて、それを説いてくれぬ一例であるが、それが、本だけで勉強するおそろしさ、住み込みでもして親しく弟子入り事の大切さである。祈りや瞑想についても同様。特に賀川豊彦の瞑想法など、少しはかいま見せてくれているが、本来はもっと聞きたい所、先生の宗教生活の秘奥の間であった。信仰修業上、心してほしい点であります。
 (1980.8.24週報「キリストの福音」より)


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by hioka-wahaha | 2017-07-29 07:55 | 日岡だより
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