《聖書のことば》聖書暗記コースB~4
死後の生命
罪の刑罰「そして、一度だけ死ぬことと、死んだ後さばきを受けることとが、人間に定まっているように」
(ヘブル九・27)
死んだら、その先は何も無いのだ、と信じている人が多いのです。しかし、何も無い、という証拠はありません。かえって、死後の世界もまたあるのではないかという、おぼろげではありますが、そのほうの消息のほうが多いくらいであります。だれでも、口さきの理くつはともかく、生活の実際では、死後の生はあるかの如く、葬儀のこと、墓のこと、子供のこと、事業のこと等心配して死んでいきます。それのみか、善人には善の報い、悪人には悪の報いが当然あると、どこかでおびえたり満足したりしているものであります。
(1980.7.20週報「キリストの福音」より)
聖句暗記のおすすめ(14)
1.カードをつくろう。名刺用の台紙を使うと便利です。スミに穴をあけてリングを通すとポケット用につかいやすい。表に、主題と聖書の章節(例・イザヤ六三・一五)を書き、裏にはその聖句をかく。名刺用台紙は無代でさしあげます。後の棚においてあります、御利用ください。
2.聖句の意味を味わう。その文脈の中で、その聖句の前後関係から、意味をよく味わっておく。
3.練習のし始めは、静かなところで。最初の暗記訓練は静かな所、十分か二十分は時間をとれる時間帯にやるべきです。早朝か、就寝前がよいですね。
4.目で、口で、指で、体で。目で読み、口で朗唱し、指で指さし、体でリズムをとり、全精神を集中させて覚えようと意思しなさい。
5.カードを分類する。カードは、A当面記憶すべきもの一枚、B最近覚えたてのもの四枚、C大体覚えているもの十枚を色カードで区別して一つのリングにまとめ、あとは机にしまいなさい。Aを覚えてしまったらAとBを一組にして練習、大丈夫になったものをCにまわす。C組の中で確実に記憶したものは机の引出しに入れ新しいカードをAに入れて、以上をくりかえす。
(1980.7.20週報「キリストの福音」より)