No.770 《聖書のことば》2題/あなたも燃えて生きないか 2016.10.16

《聖書のことば》
御言(みことば)の力

「御言には、あなたがたのたましいを救う力がある」(ヤコブの手紙一・21)
 
 人生の夕ぐれ、年老いて病み、痴呆症状態となってやってくる人々を迎える、ある老人医療施設で。言葉のかなわぬ人や、失語症の人に言語治療士が指導にあたる。
 その言語治療士がクリスチャンだった。時を見計らって聖書の言葉を読んで聞かせる。その時、老人達の心に大変化がおこった。
 何でも忘れてしまう彼らだのに、聖書だけは忘れない。集会の時間を今やおそし、と待ちかまえている。素朴な愛の行為をつくして、しかし、それはやはり、けろりと忘れ果ててしまう。
 今年の「あかし文学」入選作の一つにある実話――、おどろくべき御言の力!
 (1979.6.24週報「キリストの福音」より)


《聖書のことば》
家族のための箱船

「信仰によって、ノアは……家族を救うために箱船を造り、……」(ヘブル一一・7)
 
 ノアは家をよく治め、家族を愛していましたから、神様もノアとその家族を愛して下さいました。ノアは神の言葉を信じ、山の上に巨大な帆もなくかじもない舟を造りました。
 なぜなら、それは航行する為のものではなく、山をもおおいつくす大洪水の上に浮ぶためのものだったからです。このばかげた大工事に家族もノアを信じてよく従いました。この大浪費に妻も一言の文句もありませんでした。
 「あなたもあなたの家族も救われる」ためには(使徒行伝一六・31参照)、単にセンチメンタルな信仰ではなく、箱船を造るほどの信仰と、家族の信頼が必要なのであります。
 (1979.7.1週報「キリストの福音」より)


あなたも燃えて生きないか

 最近、出版された本に、「なぜ燃えて生きないのか」というのがありました。まさに、最近は、燃えない、シラケた、冷えた人々の時代なのですね。
 さて、聖書の神は、燃える火のような神です。アブラハムとの契約に火、モーセを導くのも火、預言者エリヤを天に迎えるのも火。
 キリストは言われました。「わたしは地上に火を投じるために来たのだ」(ルカ一二・49、50)と。キリストご自身、火のような方です。
 そして遂に、キリストの十字架と復活ののち、五十日程たって、彼の霊(聖霊)は百二十人の弟子達に一人一人に分れて下りました。あたかも火の舌のように。これが、教会のはじまりです。
 以後、各時代の聖者や、偉大な宣教者たち、すべてはキリストの火に燃える人々でした。火は燃え移ります。元火はたとえ小さくても、燃える材料があれば、いくらでも燃えひろがっていきます。
 火はすべてを焼いて、過去を消し去ります。火はあたたまりをもって人を集めます。火はあかりとなって周りを照らします。火は金属をとかしてこれを精錬します。火は燃えて野獣を恐れさせます。
 さて、この時代は燃える人を期待しています。利得や肉欲のためではなく、神と人のために燃える人です。今は火のない、暗黒と乾燥の時代です。だからこそ、自ら燃えて、人を燃やす人が必要なのです。
 あなたが、キリストの霊にふれるなら、あなたは本当に燃える人になるのです。(一九七九・六・三主日説教「聖霊があなたに下る時」の要約)
 (1979.6.17週報「キリストの福音」より)
 


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by hioka-wahaha | 2016-10-22 12:51 | 日岡だより
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