みことばは力である みことばは 聖霊の剣である。 みことばには 力がある 思い切って、大胆に 神のことばを語れ(使徒四・29) 聖書の言葉(神のことば)を暗誦しなさい。 神のことばを、あなたの心にゆたかにたくわえなさい。 みことばはあなたの力である。 (1978.3.5週報「キリストの福音」より) どちらを選びますか きょう、あなたの前に「いのち」の道と、「死」の道と、この二つがおかれたら、あなたはどちらを選びますか。 きょう、あなたの前に「祝福」の道と、「のろい」の道と、この二つがおかれたら、あなたはどちらを選びますか。 きっと、「いのち」と「祝福」の道を取られることと思います。 聖書は言います。(申命記三〇・19) 「私は、きょう、天と地とを呼んであなたがたに対する証人とする。 わたしは命と死および祝福とのろいをあなたの前に置いた あなたは命を選ばなければならない」 選ぶのは、あなたの決断であります。 (1978.3.5週報「キリストの福音」より) 落ちたからし種 「これが聖書に書いてある、イエス様のお話に出るからし種ですよ」 「見たい、見たい」 みんなが集まりました。一人が手のひらにのせて顔を近づけました。その人は、その小さな種を見て感にたえぬように、フウとため息をしました。すると、その息で、からし種は手のひらからひらりと舞い落ちました。 「たいへん、たいへん」 床には上等なカーペットがはってありました。みんなで探しましたけれど、カーペットの毛の間に落ちたからし種はもう見つかりませんでした。 「残念だなあ」 みんながっかりしました。 「探しなさい。そうしたら、見いだすでしょう」 と聖書にはあります(マタイ七・7)が、いくら探しても見つかりません。こういう時には、神様は別の真理を教えて下さるものです。 ある人が叫びました。 「みなさん、もう一度、あのからし種の教えを開いてみましょう」 みんなは、同意して聖書を開いてみました。 「神の国を何に比べようか。また、どんな例で言いあらわそうか。 それは一粒のからし種のようなものである。地にまかれる時には、地上のどんな種よりも小さいが、まかれると、成長してどんな野菜よりも大きくなり……」(マルコ四・30~32) ちょっと言葉をきって、その人は言いました。 「みなさん、カーペットに落ちた種は、もう見つからないのかもしれません。しかし、もし土にまかれればどうでしょう。しばらくは、その種は土にうもれて見つかりませんが、時期がくると」 みんなは答えました。 「目を出し、成長して、大きくなります。ですから勿論、その種を再び発見できるわけです」 種はカーペットの上にまかれても芽を出しません。水分がないからです。うるおいある、良い畑にまかれると種は芽を出し、成長して三十倍六十倍の実をむすびます。(マタイ一三・1~23) 種には、いのちがあるからです。 もう一つ、イエス様の有名な例え話に「タラントの教え」があります。旅に出る主人から一タラント(約五十万円)の資本を預かってその運用をまかされた僕(しもべ)の話です。彼は主人の追求をおそれて、その一タラントを土の中にかくしておきました。そのタラントは倍に増えるどころか利子も生みませんでした。主人は大変叱って、その持っているものまでも取り上げてしまいました。(マタイ二五・14~30) タラントを、いくら長く土の中にうめておいても何も生まれません。ちょうど、からし種がカーペットの中では芽を出しませんように。 タラントは商売や銀行の中でふえて行き、からし種は土の中で芽を出します。 同様に信仰をもって、神の国(神のいのち、神のことば)を受け入れると、それは私達の心や、私達の生活、私達の教会の中で、おどろくべき拡大・増殖・成長を見せるでありましょう。 (1978.3.12週報「キリストの福音」より)
by hioka-wahaha
| 2016-02-29 23:00
| 週報「キリストの福音」
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