No.736 山を海に移す信仰/いのちと祝福の道 2016.2.21

山を海に移す信仰 

◇「山が海に移るぞ」。ユダヤではそう言ったのでしょうか。日本で言えば、「そんな事が出来れば、お日様も西から昇るさ」という具合にです。
◇アル中が酒をやめる。家出の非行少女が家に帰る。離婚した夫婦が仲良くなる。借金の山が春の雪だるまのように消えていく。そして、あのぐうたらオッチャンが神の子になる。山が海に移るように。
(1978.3.5週報「キリストの福音」より)
 


いのちと祝福の道 

 人はだれでも、暗いところよりは明るいところが好きです。
 あなたは、天国と地獄とどちらが好きですか。
 
 「このふぐ料理は私がつくりました。」
 とある友人が言いました。
 「昨日もある人にすすめましたら、たいへんおいしい、おいしいと言ってくれました。それは危険なところと言われていますキモを残しておいたからです。キモはおいしいですよ。昨日の友人は大よろこびでした。今晩は、あなたもどうぞ」
 こうすすめられたので、見た目もおいしそうだし、食べてみたくなりました。念の為に聞きました。
 「ところで、昨日あなたのふぐ料理を食べた人は、その後どうでした」
 「いや、それがどうも。毒にあたって死んでしまいました」
 この時、あなたは、そのふぐ料理がいかにおいしそうでも、食べようとしないでしょう。
 あなたは「いのち」を選んだのです。
 
 「私の会社に来ませんか。たいへんもうかる商品を扱っています。他の会社の半分の値段で売っても、あなたにはまだまだ大きな利益がのこります。あなたはこれを売って、大きい財産をつくる事ができます」
 「どうして、そんなに安いのですか。見ると、よその商品と少しも違わぬ立派な品物ですが」
 「大きな声じゃ言えませんがね、これは盗んで来たものです。これを扱って、私の仲間は大もうけをして毎晩のめや歌えやで大喜びでしたよ」
 「その仲間は、今どうしています」
 「実は、今は刑務所にいます」
 この時、あなたはこの泥棒会社のすすめを受け入れますか。「いいえ」でしょう。
 あなたは「のろい」の道を拒否したのです。
 
 「もしもし、あなたは今幸福ですか」
 「はい、満足しています」
 「そうですね、今あなたの歩いている道は大きくてゆったりしている。しかし、大分まがっていますねえ。どうして、こちらの真っすぐな道を行かないのですか」
 「ああ、あの道ですか。少年時代にはあの道にあこがれていましたがね。しかし、あの道はせまいのです」
 「でも、今あなたの歩いている道は暗黒の地獄に行き、あの真っすぐな道は明るい天国に行くことは知っているのでしょう」
 「うーん、そう聞いていたし、また少々そんな感じがしますね」
 「では、どうしてあっちの道に行かないのですか」
 「―――あの道はせまいんでね」
 この人は死とのろいの道を選んでいるのです。
 
 「もしもし、あなたは今幸福ですか」
 「はい。大幸福です」
 「でも、ずいぶんせまい道を歩いていますね」
 「それはね、あなたが間違っためがねをかけているからです。それはこの世の子らに悪魔がだまして与えた逆さめがねです。この私のめがねをかけてごらんなさい」
 「おや、このめがねをかけると、こちらの道こそ巾ひろくゆるやかで、そして天に昇っているのですね。やあ、天国の門さえ少し見えるじゃありませんか」
 「それで、私がこの道を歩いているわけと、私の幸福なわけが分ったでしょう。あなたも一緒に行きませんか」
 「はい、ごいっしょに歩きます」
 この人は、命と祝福の道を選んだのです。
(1978.3.5週報「キリストの福音」より)




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by hioka-wahaha | 2016-02-26 20:46 | 日岡だより
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