No.716 あなたは種まく農夫である/神様に会いたい/地べたに書く 2015.10.4

あなたは種まく農夫である

 あなたは、あなたが自分はこんな人間であると思っているとおりの人間であります。
 イエスは言われます。「あなたの信じるとおりに、あなたは成るだろう」
 
 あなたは農夫です。あなたは種をまきます。農夫は日夜おきふしする程に、種は芽を出し、芽をのばし、次々に成長して実をむすびます。
 あなたは、あなたの心に良い種をまくか、悪い種をまくかです。良い種は良い実をむすび、悪い種は悪い実をむすびます。良い種は、良い言葉、良い思いです。悪い種は悪い言葉、悪い思いです。
 
 あなたは一刻一刻、良い種か悪い種かを選ぶ権利があります。あなたの目のさめている間、あなたはあなたの心に、良い種か、悪い種かいずれかをまくのです。
 (1977.12.18週報「キリストの福音」より)
 
 
 
我と我が家は主に仕えん(二)
  神様に会いたい

 私の父、釘宮太重にとっては、キリスト教の教会の玄関をくぐるという事は、世間体が恥しいということもさりながら、自分のような者が上品な知識階級の人達のいくヤソ教の教会に行って、取り合ってくれるだろうかという気おくれもあったかもしれません。
 ともあれ思いきって教会に入りました。
「牧師さん。はたして神さんなどあるもんじゃろうか。私は正直一途に生きて、そして人にすてられ、天道是か非か、神も仏もあるものかと思うちょる処です。本当に神さんがいるものなら、今私に会わしちみせち下さい。」
 と、早速の無茶苦茶な強談判ですが、牧師先生は、いささかも動ぜず、その時言われたそうです。
「釘宮さんといわれますか。あなた、キリスト教ではお坊さんや神官でなくても、誰でもお祈りさえすれば、神様にお会いできるし、神様とお話しもできるのです。キリスト教では、神様は世界に只一人、まことの神様、天にいらっしゃる私共のお父上です。子供が親に申し上げるように、お祈りしてごらんなさい。必ず神様に会えます。」
「よっしゃ。今晩祈ろう。今晩祈って神さんが出て来なければ、わしゃもう死ぬんじゃ。」
 (1977.10.16週報「キリストの福音」より)
 
 
地べたに書く
旧聞に属するが、大分市役所の職員組合が、今度の新市庁舎の駐車場を市民に開放する為、自分達はマイカー出勤を一切やめる旨、決議したそうである。これは十二分にほめられていい事だ▲組合と言えばエゴむき出しの利益要求責任回避のみであると思っていたのに、これは朗報である。ついでに書くが、自動車がある、道路がよい、駐車場がひろい――これが文明だと思っていた時代はもう過去になりつつある。スエーデンでは駐車場つきビルは建築禁止である▲価値基準転換の時代が来つつある。水洗便所が文化的と思うのはあやまりである。木造土壁の家にくみ取り式便所、裏に豚とにわとりがいて、菜園がある。それが、うらやましい文化生活と目される日が来るだろう▲こういう社会批評は少々過激の感もあるし、本紙の任務ではない。聖書は人間の価値基準の転換をせまる。聖書は言う。貧しい人は幸福だ、今、悲しんでいる人は幸福だ、迫害されている人は喜び喜べ。そして、又いわく、自分で正しいと思っている人は去れ。自己義認の人よ去れ。罪人よ来たれ。悪人よ来たれ。汝らこそは正客であると(マタイ九・13)。
 (1977.10.16週報「キリストの福音」より)


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by hioka-wahaha | 2015-10-07 23:22 | 日岡だより
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