説教抄録 「イエス・キリストは本当に復活されたのである!」 (一九七七年四月十日イースター礼拝メッセージ) ★人間はみな死ぬ。死んで生き返る人は一人もいない。しかし、たった一人、本当に死んで、地獄にまで下っていって、生きて帰ってきた人が、ただ一人いる。それは誰ですか。 会衆「はい、それは、イエスキリスト様です。」 ★イエス様は、どんな死に方をなさったのですか。 会衆「十字架にかかって死にました。」 ★それは死刑の十字架ですね。それは罪人の死ぬ死に方ですね。イエス様は罪人だったのですか。 会衆「いいえ、イエス様は全く罪汚れのない神の子であられました。」 ★イエス様は罪人でも悪人でもないのに、どうして、そのようなひどい死に方をなさったのですか。 会衆「イエス様は、私達の罪の為に身代りになられて、神様の罰をうけられ、罪人の様になって十字架にかかられたのです。」 ★その通りです。その事を証しする聖書の御言葉を知っていますか。 会衆 答なし ★それでは二、三教えてあげましょう。ルカ二二・37の『』の中を読んでください。 会衆「彼は罪人のひとりに数えられた」 ★この旧約聖書の言葉はイエス様の上に成就されました。イエス様が二人の犯罪人と同時に十字架につけられたのは、神様の御言葉にかなった事でした。 ★次にガラテヤ三・13の「」の中。 会衆「木にかけられる者は、すべてのろわれる」 ★木とは何の事ですか。 会衆「十字架の事でしょうか。」 ★そうです。十字架の木の事です。十字架につけられる者は、神にのろわれるのです。私があやまって無実の罪で十字架につけられ、あるいはパウロやペテロのように殉教の十字架につけられる時、果して神にのろわれるでしょうか……。いいえ、そんな事はありません。しかしイエス様は、罪人にかわり、罪人として十字架にかかりますから、イエス様はこのガラテヤ三・13の聖句にあるように……みなさん何と書いてありますか。 会衆「――のろわれる!」 ★おお何とひどいことでしょう。神様はその最愛のひとり子、罪も汚れもない、至愛完全のイエス様をのろわれるという。そのわけはコリント第二書五・21を読んでください。 会衆「神はわたしたちの罪のために、罪を知らないかたを罪とされた。それは、わたしたちが、彼にあって神の義となるためなのである。」 ★この御言葉を、みなさん一人一人にあてはめ、また「彼」という言葉をはっきりと名指ししてもう一度読んで下さい。 会衆「神は〇○○○(各自の名)の罪のために、罪を知らないかた(イエス・キリスト様)を罪とされた。それは、〇○○○(各自の名)が、イエス・キリスト様にあって神の義となるためなのである。」 ★アーメン、ハレルヤ。 さて、みなさん、イエス様は死んで地獄に行ってそのままずっと地獄にいましたか。 会衆「いいえ、地獄に勝って、三日目によみがえりました。」 ★それは本当ですか。 会衆「本当だと思います。」 ★「思います」では困りますよ。本当なのですね。 会衆「本当です。」 ★それでは聖書を開きましょう。ルカ二四・34。 会衆「主は、ほんとうによみがえって、シモンに現れなさった」 ★そうです。「本当に!」です。次にコリント第一書一五・20。 会衆「しかし事実、キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえったのである。」 ★そうです、この冒頭の句に目をとめましょう。「しかし事実――」。イエスの復活は事実であります。みなさん、賛美しましょう。 一同「ハレルヤ」 ★只今読んだコリント第一書一五・20の次、21、22をつづけて読みましょう。 会衆「それは、死がひとりの人によってきたのだから、死人の復活もまた、ひとりの人によってこなければならない。アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように、キリストにあってすべての人が生かされるのである。」 ★私達の罪と死は、生れながらにして私達にそなわっています。それは誰が原因ですか。 会衆「アダムです。」 ★私達は、いかにもして、この死の体より救われたいと願いますが、それは誰によって救われますか。 会衆「イエス・キリスト様によってです。」(つづく) (1977.4.17週報より)
by hioka-wahaha
| 2015-07-17 15:34
| 週報「キリストの福音」
|
検索
ライフログ
カテゴリ
全体 日岡だより 週報「キリストの福音」 死を考え生を考える 2008「イエス様は癒し主」 1975集会だより 1975別府聖会の記 1974「神の息よ吹け」 1973「心に満つるより」 1972大分通信 1961旅する手紙 未分類 以前の記事
2024年 01月 2023年 12月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 02月 2021年 01月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 リンク
外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||