No.700 あなたのパンを水の上に投げよ/み言葉をたくわえよ 2015.6.14

あなたのパンを水の上に投げよ 
 
 イエス様の生涯に、たびたびその名前を出す美しい湖、それはガリラヤ湖です。この湖は、上流から流れてくるヨルダンの清流によって、養分ゆたかな魚の多い湖であります。この湖から、再び水は流れ出して南に下って行きます。下流には有名な〝死海〟があります。この湖は塩分が多くて生物が一切棲んでいません。それで〝死海〟というわけです。なぜでしょうか。そこから水の流れ出る出口がなく、太古の昔から、上流から流れ込んでくる水を貯めこんでいるだけなのです。そこで、水分は蒸発し、そして塩分が残り、現在のような恐ろしい〝死海〟になってしまったのです。
 かつて、パンディタ・ラマバイという女の人が、インドで孤児院を経営していました。彼女はお米のたくわえが少なくなるたびに、孤児院の少女たちを町に送り出して、手持ちの食糧を、貧しい人達に分けてやりました。パンディタが、こうするたびに、神様はつねに、孤児院の必要をみたす十分なお米を与えて下さったという事です。
 神は喜んで施す人を愛して下さる―――(第二コリント九・7)!
 ある人が、ギデオン聖書協会の寄付を乞いに、ある事業家を訪ねていた時の事です。その事業家は二五〇ドルの小切手を切ろうとしていました。そこに電話がかかってきました。電話をきって彼は言いました。
 「私の事業は大損害をうけたようです。立ち直れるかどうかは、私どもの努力と、神様の御慈愛にかかっています」
 「それは、大変な事になりましたね」
 「ついては、さき程の寄付の話ですが、少々金額を訂正したいのですが」
 「勿論そうでしょうとも。どうぞ、どうぞ」
 そこで、あらためて切りなおしてもらった小切手をみて、客の方はおどろきの声をあげました。
 「何かの間違いじゃないでしょうか。頂いた小切手は一〇〇〇ドルですが」
 「いいえ、間違いじゃありません。あらためて、天国銀行に永遠のつきない預金を振り込ませてもらいました。さァ、次の成功を信じてがんばりますよ」
 これは、アメリカにあった実話ですが、神様にささげ、社会にほどこす、放下の道を知らないと、死海のように、よどんで生命をおし殺してしまう人生になってしまいます。
 あなたのパンを水の上に投げよ。多くの日の後、あなたはそれを得るからである(伝道の書一一・1)!
 (1976.11.14「キリストの福音」より)
 
 
 
み言葉をたくわえよ
 
 聖書の言葉には、不思議な力があります。かと言って、呪文のように唱えれば、霊験あらたかな御利益がある―――というような眉つばものの話ではありません。
 「御言葉には、あなたがたのたましいを救う力がある」(ヤコブ一・21)
 「あなたがたが新たに生れたのは、………神の変ることのない生ける御言葉によったのである」(第一ペテロ一・23)
 「キリストの言葉を、あなたがたのうちに豊かに宿らせなさい」(コロサイ三・16)
 「わたしはあなたにむかって罪をおかすことのないように、心のうちにみ言葉をたくわえました」(詩一一九・11)
 聖書があなたに約束する福音の言葉、救いの言葉、はげましやさとしの言葉を、口をひらいて告白しなさい。必ず、それはあなたのうちに実在となり、あなたをみ言葉に似た人にします。
(1976.11.14「キリストの福音」より)


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by hioka-wahaha | 2015-06-17 16:34 | 日岡だより
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