No.578 神の息よ 2013.2.10

「神の息よ吹け」1974年4月号
   -「心に満つるより」改題・通巻第7号-


神の息よ  

神の息よ
この日本列島に吹いてください
贅肉枯骨の満つる
この日本列島に

カミガミの子らは絶え果てました
ホトケの子らも絶え果てました
サムライの子らも絶え果てました
その死に果てた子らの骨々が
全土にみちて声もなく泣いています

神の息よ 吹いてください
日本の全土に、その朽ちた骨々を甦らせてください。
神の息よ
今こそ吹いて下さい


事毎に祈れ  

   一、不安がやってくる  
 私事になりますが、私の方の妻は今度勤めをやめました。事情があって、私は一瞬の決心で、妻を退職させてしまったのですが、妻は相当の高給取りでしたから、よく考えてみると家計には大打撃になります。もとの会社の借入金返済と子供達の教育費にちょうど間にあっていた位の金額でしたから、それが途絶えると、今後我が家はどうなるのか、妻にしてみれば、主人の言う事を聞いて素直に辞めてはみたものの、考えてみれば大分気になる事でしたろう。
 私は妻に命じました。決してオロオロするな。どうして食っていこうか、どうして大学の子供達に教育費を送ろうか、等々はゆめゆめ考えるな。まず祈れ、祈れ。特に坐禅風の深層祈祷の自己訓練をせよ。時間があまれば私の牧会の加勢をしてくれ。まずTさん、次にHさん、そんな人達と共に祈り、互に信仰をはげまし、生活上の解決も信仰をもって共に祈り出していくという一日一日を送れ。それだけで毎日時間は足らず、結構多忙のはずだよと。
 妻は、私が事業をはじめる前の独立伝道の無一物時代、あの貧乏時代を十年間もたえてきているのですから、そんな事は平チャラな筈ですが、そこが不思議。人間の心はサタンにつけ込まれると、不意に不安につけ込まれます。憶病風がふきます。妻はどうしようもない不安といらだたしさに捉われて、涙をぼろぼろ出さんばかりでした。そこへS君が来たのです。
 (1974年4月号「神の息よ吹け」より)
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by hioka-wahaha | 2013-02-12 22:35 | 日岡だより
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