No.556 夢を見る自己訓練 2012.9.2

夢を見る自己訓練  

 昨日の朝、夢の中で、声をあげて大きく笑っていた。目を醒まして声をあげて喜ぶほどに、良い夢を見ることが出来るのは幸いである。「今宵も亦、良き夢を見させ給え」と祈ったことである。
 私は主にあって活かされている。天使たちに護られている。サタンは排除される。私は主を全く信じる。また自らも努力する。主に従う者として成長し完成して行くことを心から願い、また期待し、確信している。
 今宵も又、眠りの中においても護られ、導かれ、成長し、完成へと向かって行く。その事を確信します。神様、感謝します。ハレルヤ、アアメン!
 夢は潜在意識下で起こることであるから、夢は正に潜在意識による自己訓練の格好の教室であり、道場なのである。この際、夢を見ている時、今自分が夢を見ているという自覚が出来ることが必要である。そして、己れの夢の中で自分自身を相手にして教え、訓練し、鍛錬するのである。
 こうして「夢を自己教育、自己訓練の教室、道場とせよ」というのが、私の年来の主張なのです。ということは、私たちが先ず、自から自覚的に「自己訓練の為の夢を見よう」という自己意識を持つことが、先ず先決課題であるということです。この自己意識を持ち始めると、次第にそのような夢を毎夜見始めるようになるから不思議です。こうして、私たちの心に奇蹟が起こり始まるのです。《く》
(2012.8.15記)
 
 
《戦時信仰日誌》  (昭和二十年二月十六日起)
 
 其の時神のみたま汝にのぞみて汝かれらとともに預言し変りて新しき人とならん、是らの徴(しるし)汝の身におこらば手のあたるにまかせて事をなすべし、神汝とともにいませばなり(サムエル前書第十章)
 神の汝らに要求し給ふはたゞ信仰のみであって、我らの行為ではない。その故に我ら若(も)し信仰さへあるならば我らの行為如何(いかん)に拘(かかわ)らず我らは心自ら責むるところなき筈である。即ち行為の一つ一つは信仰によって栄化せられるであらう。その場合、我々に聖書は斯く教へてゐるのだ。手のあたるに任せて事をなすべし、これこそ基督者の自由の最たるものである。
 
 主の途(みち)は我々の心を絶したものである故に、我々は何が主を喜ばせ何が主を悲しませるかと「主の心を知りて」主につかへまつる事は出来ないのである。
 その故に我らが主に事(つか)へまつる途は一つ一つの業によらず、たゞ信仰にのみによる。信仰のみが主のみ心を御満足させる。その故に又信仰による時、我らは律法的なる内的規範よりも外的規範よりも完全に自由なのである。
 
 手にあたるにまかせて事をなすべしと激励されたサウロは、かへって可笑しい迄に謙遜に生きてゐる事実を見逃してはならぬ。人間とは斯うしたものだ。此の同じサウロが今度は戒しめらるれば戒しめらるゝ程かたくなになる実例となっていくのは正に全く考へさせられる事だ。
 
 父は我らを暗黒の権威より救ひ出してその愛しみ給ふみ子の国に遷(うつ)したまへり
 この聖句に表はれてゐる御子の国とは決して来世を(のみ)指すのではないといふ事に注意しなくてはならぬ。
 極端に云へば、若しも此の世に於て救はるゝ事ないならば、宗教の意味は一つも無いのだ。若しも救ひが来世の事のみであるならば信仰は無意味であると云はねばならぬ。
 何故ならば、私の考へる所によれば、来世に於ては誰も彼も救はれるに違ひないと思ふからだ。佛教で全ての人は佛也といふのと少しも違ひない意味である。
 
 即ちその名を信ぜし者には神の子となる権をあたへ給へり、斯る人は血脈によらず肉の欲によらず人の欲によらずたゞ神によりて生れしなり
 その故に我らは決して自ら努力する必要はないし、又自らの一つ一つの行為についてあれやこれやと後悔する必要はないのである。いやもっと端的に言へば、我らは自らの行為に於て、何事すれば神の御旨に適ひ主のみ業を表すかなどと豫(あらかじ)め考へたり又、その後になって反省してみる事すらも却って魂の平安と進歩の碍(さまた)げとなる事がある。
 割礼を受くるも割礼を受けぬも数ふるに足らず、たゞ尊きは新に造らるゝ事也とパウロはガラテヤの諸教会に書き送った。然り、自ら努力し反省し、思索し、悔ひるも、又それらの事を何一つせざるもともに数ふるに足らず。たゞ神による働きのみが、我らの魂を救ふのである。又パウロは同じ書簡の中に於て同じ様な言葉をいってゐる。即ち割礼を受くるも割礼を受けぬも数ふるに足らず、たゞ愛によりて働く信仰のみ益あり、然り「我らの」働きによる信仰が益あるのではなく、たゞ神の愛によりて働く信仰のみ益であるのである。愛といふは我ら神を愛せしにあらず神我らに頒ち給ひし愛をいふのである。
 その故に我らには何ら誇る所はない。我には我らの主イエスキリストの十字架の外誇る所あらざれとパウロがいった通りである。(つづく)
[PR]
by hioka-wahaha | 2012-09-18 15:58 | 日岡だより
<< No.557 われ弱くとも恐れ... No.555 夏の風物詩か? ... >>