No.189 平和論者はどこへ行く? 2005.8.14

平和論者はどこへ行く?

 毎年、2月と、8月が来ると、キリスト教関係の新聞に私は必ず「平和憲法を守ろう」という協賛広告を出す(小さい枠だが)。2月は建国記念日の2月11日(戦前の紀元節)を意識してのことだが、8月はもちろん敗戦の日を意識してのことである。
 もう一つ、12月8日の真珠湾攻撃の日、つまり大東亜戦争が太平洋戦争に拡大した日であるが、この日を控えての「平和憲法を守ろう」という広告も出したいのであるが、新聞社側がこの企画を持って来ない。
 12月8日の真珠湾攻撃の記事は一般紙でも載らないことがある。まして2・26事件や支那事変の勃発等、滅多に新聞に載らない事が多い。一般読者に興味の無さそうなことは記事にしない癖が新聞各紙には有りそうである。
 明治時代には社会を啓蒙し、権力や社会に嫌われそうな意見もデカデカ発表する新聞があったようだが、その後、新聞経営は肥大して利益本位となり、理想主義が卑小化したのか、かつての意気込みが無い。
 せめて、キリスト教関係の新聞は積極的に平和論を大声叱呼してほしい。(大声叱呼という言葉は私の慣用語らしく、辞典には同音の言葉はあるが、この言葉は無い)。
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 先週の「日岡だより」の付録として一部の方々に配布した文章がある。以下のようなことを書いた。
 8月6日の新聞各紙に一頁全面広告が出ていましたね。皆さん、見られましたか。
 「『憲法を変えて戦争に行こう』という世の中に
  しないための18人の発言」
 と称して、井上ひさしや、黒柳徹子、美輪明宏、吉永小百合さんなどの名前が連なっていました。
 なんという気の弱い見出しでしょう。私は言いたい。真の平和主義というものはそんなものではない。国(国会)が憲法を修正して、国を挙げて戦争をおっぱじめた時、その戦争のさなかで、我々戦争反対者は、どうしたらよいのかという覚悟が見えない。今からでも、その用意をしておかなくては、イザという時、間に合いません。
 某国が日本列島に水爆を落して、東京、皇居、大阪、名古屋、北九州、沖縄が壊滅する。政府の機構は文書やインターネット関係、全国を網羅する産業、交通、通信、地方行政の把握が一切メチャメチャになる。
 その時、どういうわけか軍事機能だけが、つまり軍人さんだけが残って健気にも日本列島を守ってくれている。そういう光景が国民の前に現出されたとしたら、誰でも主戦論者になるだろうと思う。これは、
 私のしろうとらしい、やや誇張したシミュレーションですけれど、こうした事が起こりはしないかと思うのです。その時、平和主義者はどこへ行くのか。


世界の終末が来るか

 戦争どころか。もう一つ問題があります。地震です。関東の人からハガキが来ました。「東京地下地盤が地震必至という噂があります。日本は大丈夫でしょうか。最近の小型地震の頻発に恐れています」と。
 ファチマの預言というのを聞いたことはありませんか。1917年にポルトガルのファチマという村でルチアという少女に聖母マリヤが表れて、3つの預言をしました。
 それはまず、第一次世界大戦と、第二次世界大戦の預言でした。そして、その預言はズバリ当たりました。残る第三の預言がヴァチカンの奥深く納められて、聖母マリヤのご命令で、秘密にされていました。
 その禁が解かれる1960年?に、時の教皇さんが開いて見て、その恐怖的内容に失神したと言われています。そしてその預言文書は再び秘密にされました。
 さて、噂らしいが確かなことらしい。その第三の預言というのは、近づく第三次世界大戦と聖書のヨハネ黙示録にある世界終末の地震やその他の地上の惨劇を預言しているのだというのです。
 その時代が、今、近づいているのではないか。私たちクリスチャンは単なる平和憲法論や、戦争が起こったら、どうするか、そんなことを言っているどころではないのではないか。
 地球最後の終末が来る。単なる「戦争はキライです」というような小児病的非戦論では収まらない時代がくる。主イエス・キリスト様の到来を迎えて、教会は奮闘的対応が迫られている、そういう時が来るのです。
 悪魔の力、そう、闇の力です。その闇の力が現れます。その力に打ち勝たねばなりません。そのためには福音の力が待たれます。
 全世界に福音が宣布され、世界各地に霊的、道徳的変革が起こり、地球に新しい地殻と気象の変動が起こり、新人類が生れます。全世界が一つになります。聖書でいう千年王国です。……しかし、まず地震が来るべきなのです。《く》


新聞の不思議さ

 この8月6日の産経新聞でしたが、その日の「産経抄」というコラムに、当時としては「郵政改革案賛成」と小泉さんを驚喜させるような記事が載っていました。しかもこの日の読者投書欄では、その見やすい箇所に、「郵政改革の利点」と称して、具体的な民営化利点を挙げた投書が載っていたのです。今まで、こんな記事を産経新聞でも見たことがなかった。まして、他の各社の新聞ではそうです。なぜでしょうか。
 他に例をあげましょう。本年当初の頃だったか、自治体の合併問題の扱い方がそうでした。「今、なぜ市町村の合併が必要なのか」、政府や関係市町村の説明も、そして新聞(!)の解説も全然ない。これも不思議だった。
 こうした重要問題には、新聞はもっと解説や意見を出すべきだと思う。郵政民営化の問題など、宙に浮いていて、衆議院解散の時に至るまで、万事まったく蚊帳の中で、遂に解散だ。なぜ政界であんなにもめたのか。さっぱり分からなかった。当事者も新聞も説明不十分のまま、幕は下りたのです。
 これは政府も周知徹底不十分というべきでしょうが、新聞には尚更、その責任があると思うのです。それにしても、最近の県警の捜査費の使途不明の事件は、少なくとも大分県の地元紙はかなり執拗に追及しています。しっかりしてきたと言うのは失礼かな。《く》


主は今、生きておられる

 先週、8月4日から同6日まで、久留米ベテル・キリスト教会を会場にしてイエス・キリスト福音の群の九州リバイバル夏季聖会が持たれました。当教会からは牧師を含めて5名しか参加が出来なかったのは残念でしたが、そのすばらしい聖会の霊気にふれて、私はいっそう深く残念に思いました。当初、私がもっと熱心に信徒の皆さんにお勧めすれば良かったのにと、ひとしお後悔したことです。
 今回の聖会の主題聖句はヘブル13章8節、「イエス・キリストは昨日も今日もいつまでも、同一のお方です」です。それを、最後の聖会で永井明先生が「これはつまり『主は今生きておられる』ということです」と言い替えて熱弁を振るわれました。
 先生は、どこまでも開拓伝道者、九州の小都市・鳥栖にお出でになって、まず奥様のご肉親、ご親族の最後に残られた、奥様直接のお兄様に伝道なさって、バプテスマを施された。しかも、遠慮なさらず、あっさりと酒や煙草もお止めになられるよう、義兄にあたられるお方に対して見事なご指導です。このお証しに感銘しました。
 なお明先生に先だって、信義先生は第一回は「イエス様に従え」。第二回は「イエス様を決して離れるな」との素晴らしい説教でした。最後の名フレーズは「いつも、どうしようもなく、神様を必要としている」。私は両先生の説教を身震いしながら、お聞きしましたよ。テープが間もなく出来るでしょう。みなさん、お求めください。《く》


【福音春秋】
 私の書いた小冊子「笑えば必ず幸福になる」がだんだん有名になって来ました。盛岡の鵜丹谷先生と、大和カルバリチャーチの大川先生の宣伝が大きく効いていると思うのですが、それにしても今回の私の手元に舞いこんだ情報に私もつい嬉しくなって、それこそ「ワッハッハハ」でした。
 昨日、前橋市の富沢内科小児科医院の院長先生から電話があったのです。先月、この医院の先代院長先生から「笑えば必ず幸福になる」を150冊の注文があったのですが、今回追加注文で50冊ほしいと言われる。というのもこの小冊子を患者さんたちに勧めたところ、実践してみた患者さんたちの疾病が治ってきているというのです。
 もっとも詳しいことは電話で分かりにくかったので、あらためて文書でお知らせくださいとお願いしたのですが、とにかく例えば、「神経痛の痛みが引きました」と言っておられるのを確かに聞きましたが、他にも癒しの証しが沢山ありました。ともあれ、小冊子「笑えば必ず幸福になる」で現に痛みが治ったなどと、現業医の先生からお証しを聞くのは嬉しいです。みなさん、ますます笑ってください。シャローム!《く》

〔あとがき〕
私はどうも長文大冊が書けません。小冊子が好きです、と言うよりそれしか能力が無いのか。前記の「笑えば必ず幸福になる」や「誰でも出来る『心の強化法』」など好評ですが、最近、永井明先生のご要望で1988年に書いた「ヨブ記説教集」を復刻出版しました。これも1冊100円の小冊子です。けっして重厚な本ではありません。重量的にも軽い。それこそ軽く手に取って読めます。なるほど、難解ヨブ記が楽しく読めると皆さんも言ってくれます。評判です。製本にやや難点があり、ですが安いのが取りえです。《く》
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by hioka-wahaha | 2005-08-14 00:00 | 日岡だより
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