No.524 信仰をしっかり学びたいと思ったら 2012.1.22

信仰をしっかり学びたいと思ったら   

 先日、暇つぶしに、こんなことを書いてありました。
 信仰をしっかり学びたいと思ったら、やはり聖書です。でも、聖書も厚いですからねえ。それでは、まずヨハネの福音書、それからローマ人への手紙、ガラテヤ人への手紙を読んでください。えっ、長過ぎますか? ではねえ、割引してあげましょう。ヨハネの福音書の13章から15章まで、ローマ人への手紙は7章15節から8章最後まで、それから・・・えっ、まだ長い? えーっと、それならね、ガラテヤ人への手紙2章の20節、これだけ。これだけね、しっかり読んでくださると、よいです。(釘宮)


日々新生*  

十月十七日(水)K姉より来信。「私はすっかり男性不信に陥ってしまってそれが人間不信にまでなった。その私を先生の教えと聖書が救ってくれました。先生が『宗教は道徳ではない』と云った言葉・・・・・・。私自身を責めて勝手に重荷を背負った自分でしたが、今は大変荷物が軽くなった様にニコニコと働いています」
十月十八日(木)癌を宣告され、一応の手術のあと再発を危ぶまれているI姉よりの信仰告白を頂き精読する。<そしてある時の祈りに「心すがすがしく美しくありなさい。ごくろうであった。感謝して神を讃美するものに絶対再発はないから」とのお言葉を頂きました。それから徐々に体も快方に向かい、・・・・・・家族の愛につつまれ、今ほど心おだやかな時があったろうかと思われる日々がやってきました。・・・・・・今まで遠くおられた主よ! あなたがいつも共においでになる毎日あることを今ほど身にしみ、かって悲しみの余り泣いた涙は喜びの涙とかわり・・・・・> アーメン、感謝である。主は弱きもの、病床のものの主である。
十月十九日(金)K牧師より来信。「最近毛沢東に強く心を引かれています。彼の最近の文章に、『私有財産は人間の原罪である。我々の戦いは、この原罪との戦いである』とあり、またスノーとの最後の対話の中に、『私たちの心の中には、資本家になりたい心がありますからねえ』とありました。彼によりますと、階級の原点は、他者の中にあるのでなく、自己の内にあると言うのです。彼の場合、マルキシズム以上のものがあるようですね。」
十月二十日(土)東北の白石市の遠藤兄より来信。本誌一号への共感同情、心にしみる。同じ琴線が、同じ振動数で共鳴してくるようだ。第一号の文章が難解と思う人もあろうが、単なる難文ではなく、分る人には分ってもらえるという事も分って一安心。

〔注〕* 日々新生
 「人あらたに生れずば、神の国に入ることあたわず」
 とイエスは言われた。
 「人あらたに生れずば、神の国に住むことあたわず」
 と私は言いたい。あらためてこういう言い方をする真意はこうだ。
 多くのクリスチャンは、一度新生して(=それが「洗礼をうけて」と同義語になっていて益々事態が不可思議になっているむきもある)クリスチャンになった以上、それ以後ずーっと間違いなしに、神の国の人であるという自己認識(自己欺瞞)をもっている。
 「我は日々に死す」とパウロは言った。「もはや我生けるにあらず、キリスト我がうちにありて生くるなり」と言ったこの信仰の達人は、その時、「日々に生きる→日々に生れる」ことを言っていないだろうか。
 日毎、日毎に生れ出よう!
 刻々に、新生しよう!
 キリストの血を刻々に、我が肉と霊にむかえ入れよう。
 神の国にては、その中心街に月毎に実をむすぶ生命の樹があるという。果実がみのるのは普通夏か秋か、年に一度だ。毎月実をむすぶとは、常に実がたわわにみのっているということだ。
 その実のみ、かは、その葉でさえも諸国の民の病をいやすという。この比喩する処は何だろう。日毎新生して、活々とした天国民の生活ぶりを見るだけで周りのものがせいせいするという事だ。

編集後記
◇月刊ものを企画して、予定どおり創刊号のあと正確に一ヵ月後に第二号を出すなどということは、怠惰な私には珍しいことである。
◇この第二号を感謝をもってみなさんに送る。十一月は私にとり感謝の月である。昭和十九年十一月二十三日、私は福岡刑務所北一舎六二房に厳正独居として収監中の九〇二番囚人であった。その日の夕刻、窓べの桑の木に雀がチュンチュンないて戻ってくる頃、私は暗黒より光明にポッカリ天井穴のあいたように回心した。ちょうど今年で三十年である。私の「サンクス・ギビング・デイ」として感謝したい。
◇本誌は毎号何頁くらいになるやら、今の処、見当がつかない。頁が不定のため実は、定価もつけにくくて困っている。大体頁あたり二円五十銭くらいと思う。しばらく毎号価格がかわりますが、ご送金くださる方は適当に見計らってお送りください。第三号はクリスマス特集ができれば幸いである。
(くぎみや・よしと)
<おわり >
(1973.11「心に満つるより」No.2より)
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by hioka-wahaha | 2012-01-24 15:47 | 日岡だより
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