No.521 キリスト信仰の中心 2012.1.1

キリスト信仰の中心  

 今年は、新年早々、元旦が主日です。有り難い、感謝ですねえ。新年おめでとうございます。今年もどうぞ宜しく。

 イエス・キリスト中心の生活が今年も実現出来ますように祈りましょう。牧師だって、そんなこと簡単に出来そうにありません、と言えば正直な告白ですが、いや、出来るんだと、カラ元気でもよいから、信仰の言葉を吐きましょう。一生懸命、信仰の言葉を告白する時に、事実そのことが、その人に実現する。それが信仰の不思議な成就です。
 「キリスト信仰の中心は何ですか」と、問われれば、私ははっきり答える。ガラテヤ人への手紙第2章20節、これです。
 言わく、「最早われ生くるにあらず。キリスト我が内に在りて生くるなり」
 この言葉を後生大事に唱えたり、胸に仕舞い込むと言うのではない。この言葉通りに信じるのである。
 ところが、この言葉通りに信じるということが、多くの人にとって難しい。信じたつもりになってみても、本当に信じることは到底不可能である。幾ら信じよう、信じようと思っても、本当に真実心をもって信じることは難しい。
 しかし、この文章を読んで下さる読者の中で、万一にも「先生、信じました。もう生きているのは私ではありません。キリスト様が私の内に生きて下さっています」と言える人が居られたなら、私は「ハレルヤ! 感謝!」、その人を抱いて喜ぶでしょう。お知らせ下さい。そういう人が生まれたならば、それは御聖霊様のなさったことです。私は双手を上げて感謝、賛美、歓呼の声を上げますよ。
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 さて、信仰とは何かの信仰箇条や、信仰の教理などを表面上、納得し、受入れて、「ハイ、このとおり信じました」と、告白する事ではありません。いや、洗礼式の時など、そのようなお答えを要求して、そのお答えにより洗礼を授けることは、よく行うことです。言葉は悪いですが、多少儀式的な振る舞いです。
 しかし本当の信仰の問答として、その方の本心としてお聞きしたいのは、
 「ハイ、私は信じます。もう生きているのは私ではありません。キリスト様が私の内に生きて下さっています」という、この言葉です。
 この言葉を本心からの告白としてお聞きするためには、ご本人にこの実質体験が必要です。
 
 少々、くどい言葉を述べて、分かりにくかったかもしれませんが、ご了承ください。分かりにくい所はもう一度、読み直してご理解くださるようお願いします。
 信仰の生じる原点を申し上げます。信仰は、ご当人の決心で生まれることは滅多にありません。正確にいうと、信じたいと思って、「信じます。信じます」と一心に口にすることはあっても、本当に心の中で信じてはいない。そういうことが多いのです。
 大抵の場合の決心は「信じたいなあ」という決心です。「私は信じます」という決心ではありません。つまり、「信じる」という心の決心は非常に難しい。ということです。皆さん大抵、「信じたい、信仰したい。信仰させてください」と願う心は一心ですが、なかなか「信じる」一筋の心にはなれない。
 とにかく、これは人間の心が非常に頑固な性質だということです。イエス様が私の罪を背負って赦して下さるという、天下第一の真理を信じられない、とても本当とは信じられない、神様の赦しの恵みを素直に受け入れにくい人間の頑固な性質です。このイエス様にある救いと赦しの真理を、人間の心理は容易に受入れられないのですね。ここに悪魔の悪の手が、人間の心理につけ入る隙間があります。
 (ここまで書いた時、私の右手に激痛が走りました。しばらく、続く文章を書けませんでした。私は「悪魔よ去れ。出て行け!」と叱りつけたものです。2、3度叱るとやっと出て行きました。悪魔が、聞きたくもない言葉を私が書きかけていたのでしょうね。呵々!)
 右の文中の「悪魔よ去れ。出て行け!」と叱りつけた言葉に、「イエス・キリストの名において」と、付け加えると万全です。如何なるサタンも、その子分どもも逃げ去って行きます。

 ですから、最終的な完全な言葉を呈しましょう。それは、先にも書きましたが、その終わりの言葉、「もはや生きているのは私ではありません、キリスト様が私の内に生きているのです」(ガラテヤ2・20)、これです。
 この言葉を、あなたがイエス様から直接頂戴する必要があります。それは難しいことです。あなたの恣意では不可能です。神様からの絶対的恩寵として頂くのです。言い替えれば、イエス様ご自身のご意志です。私たちの身勝手な心で、この御旨を要求出来ませんが、しかし、不滅の真理の御言があります。
「求めよ、さらば与えられん」(マタイ7:7)、この御言は不滅です。神様にあなたの救を切実に求めることです。私が昭和19年11月23日、一瞬に救われたのも、この御言葉の実現でした。《く》
 
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by hioka-wahaha | 2012-01-03 17:03 | 日岡だより
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