No.808 《聖書のことば》3題(キリストの生と死/神の義・人の義/肉体化された事実) 2017.7.9

《聖書のことば》聖書暗記コースB~6
キリストの生と死

キリストの代償「キリストも、あなたがたを神に近づけようとして、自らは義なるかたであるのに、不義なる人々のために、ひとたび罪のゆえに死なれた。ただし、肉においては殺されたが、霊においては生かされたのである」
(第一ペテロ三・18)
 
 何といっても、これがキリスト信仰の中心です。キリストの死と生、これが私たちの死と生とに、あたかも血管をつなぐようにして結ばれてくる所に、信仰の秘義があります。これを、裁判での身代りの刑罰のように説くこともあり、商業上の負債の振替のように説くこともあります。捕虜を奪還することのように説くこともあります。要するに、キリストの死生が私の中に再現するのであります。
(1980.8.3週報「キリストの福音」より)


《聖書のことば》聖書暗記コースB~7
神の義・人の義

救いは行いによらない「あなたがたの救われたのは、実に、恵みにより、信仰によるのである。それは、あなたがた自身から出たものではなく、神の賜物である。決して行いによるのではない。それは、だれも誇ることがないためなのである。」
(エペソ二・8-9)
 
 救いは、人間の行いによらず、神のがわから出る恵みの賜物である。故に、救いは信じた時、その時に成就する。伝道をし、神の律法を守ることは大切ではあるが、救いの条件では決してない。エホバの証人のような信仰の熱心さは、神の義のよらず、人の義を立てている(ローマ一〇・二)のである。キリストを神と信じない以上、この過ちを生じる。
(1980.8.10週報「キリストの福音」より)


《聖書のことば》聖書暗記コースB~8
肉体化された事実

救いは行いによらない「わたしたちの行った義のわざによってではなく、ただ神のあわれみによって、再生の洗いを受け……」
(テトス三・5)
 
 行いによらず、信仰のみにより、神のあわれみによって救われる! これは浄土真宗の教えによく似ています。似ているというより人間の救いに関する公式として、同一の真理なのだと思います。
 ただし、聖書の主張する処はこうです。
「救済者は現実の人間として、歴史上にあらわれた。そして、その救済の完成の為、十字架上にて死、そして復活された」
 「教えのみ」によらず、肉体化された事実こそキリスト教の根本であります。
(1980.8.17週報「キリストの福音」より)














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# by hioka-wahaha | 2017-07-22 13:49 | 日岡だより

No.807 《聖書のことば》神はあなたを愛しておられる/信仰成長、第一の秘訣 2017.7.2

《聖書のことば》聖書暗記コースB~5
神はあなたを愛しておられる

キリストの代償「しかし、まだ罪人であった時、わたしたちのためにキリストが死んで下さったことによって、神はわたしたちに対する愛を示されたのである」
(ローマ五・8)
 
 「敵を愛せよ」というイエス様の教えは、神に敵対する人類のために命をすてる、という御自身のわざによって身をもって証明されました。私どもの心がくだけて、私ども自身が神にそむく者であり罪人であると自覚する時、この神の愛がよく分ります。
 私どもが、自分で「義人である」「少くともそれ程悪い人間ではない」と思っている間は、この神の愛が分らないのです。
 信仰とは、へりくだってこの神の愛を受け入れることであります。
(1980.7.27週報「キリストの福音」より)


信仰成長、第一の秘訣

 生れたばかりの赤ちゃんにとって、最も大事なものは何か。理くつから言えば、それは第一に空気、第二にお乳、第三に家庭であります。しかし、実際的に言えば第三の家庭がありさえすれば、第一、第二の必要物は、さほど気にする事はない、自然に与えられるものであります。
 信仰生活において、祈りは空気に、お乳(食物)は聖書に、そして家庭は教会にたとえられます。そして前の文章のように、理くつから言えば、最も必要なのは、祈りと聖書だ、と言い得ますが、実際的に大事なのは教会出席(礼拝や諸集会の交わりにつらなること)です。誠実に教会の諸集会に参加しさえすれば、祈り、聖書、のことのみならず、その後の成長に必要な訓練(幼児期の発達で言えば、集団遊戯、お手伝い、学習等に類比され得る信仰の成長段階)を、おのずから受けることができます。
 ですから、礼拝や諸集会への出席をまず第一に重んじて下さい。一人で家で聖書をよんで礼拝をしていればよいといって、その必然性(遠方、病気等)もなく孤独にしていると、発育不良になる恐れは充分にあります。(ヘブル一〇・二五を参照)
 (1980.7.27週報「キリストの福音」より)









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# by hioka-wahaha | 2017-07-08 15:08 | 日岡だより

No.806 《聖書のことば》死後の生命/ 聖句暗記のおすすめ(14) 2017.6.25

《聖書のことば》聖書暗記コースB~4
死後の生命

罪の刑罰「そして、一度だけ死ぬことと、死んだ後さばきを受けることとが、人間に定まっているように」
(ヘブル九・27)
 
 死んだら、その先は何も無いのだ、と信じている人が多いのです。しかし、何も無い、という証拠はありません。かえって、死後の世界もまたあるのではないかという、おぼろげではありますが、そのほうの消息のほうが多いくらいであります。だれでも、口さきの理くつはともかく、生活の実際では、死後の生はあるかの如く、葬儀のこと、墓のこと、子供のこと、事業のこと等心配して死んでいきます。それのみか、善人には善の報い、悪人には悪の報いが当然あると、どこかでおびえたり満足したりしているものであります。
(1980.7.20週報「キリストの福音」より)


聖句暗記のおすすめ(14)

1.カードをつくろう。名刺用の台紙を使うと便利です。スミに穴をあけてリングを通すとポケット用につかいやすい。表に、主題と聖書の章節(例・イザヤ六三・一五)を書き、裏にはその聖句をかく。名刺用台紙は無代でさしあげます。後の棚においてあります、御利用ください。
2.聖句の意味を味わう。その文脈の中で、その聖句の前後関係から、意味をよく味わっておく。
3.練習のし始めは、静かなところで。最初の暗記訓練は静かな所、十分か二十分は時間をとれる時間帯にやるべきです。早朝か、就寝前がよいですね。
4.目で、口で、指で、体で。目で読み、口で朗唱し、指で指さし、体でリズムをとり、全精神を集中させて覚えようと意思しなさい。
5.カードを分類する。カードは、A当面記憶すべきもの一枚、B最近覚えたてのもの四枚、C大体覚えているもの十枚を色カードで区別して一つのリングにまとめ、あとは机にしまいなさい。Aを覚えてしまったらAとBを一組にして練習、大丈夫になったものをCにまわす。C組の中で確実に記憶したものは机の引出しに入れ新しいカードをAに入れて、以上をくりかえす。
 (1980.7.20週報「キリストの福音」より)



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# by hioka-wahaha | 2017-06-30 23:00 | 日岡だより